「からだ再発見ラボ」

動けば動くほど楽になるからだの使い方を研究している踊る人・濱田陽平によるワークショップ「からだ再発見ラボ」。踊っている人も踊っていない人も一緒に動くのに適した構造物(モノ)としてのからだを再発見していきましょう。

【日時】2018年3月31日(土) AM10:00〜11:45
【会場】シアターねこ・リハーサル室
【参加費】1500円(学生1000円)
【定員】10名程度
【ご予約・お問い合わせ】odorusakana@gmail.com (濱田)

内容:
「からだ全体は繋がっている」と言っても、なかなかピンとこないかもしれません。
そもそもヒトのからだは、どんな構造をしているのでしょうか?
押される力に強い骨と、引っ張られる力に強い筋肉が、お互いを支え合うことで形を保っている私たちのからだ。
このワークショップでは、こうしたからだの構造を理解するために「テンセグリティ」に注目します。

(「テンセグリティ」とは、“tension/テンション”(張力) と“integrity/イングリティ”(統合) から作られた造語で、ヒトを含む生物の身体の基本構造として研究が進んでいます。)
模型に触れながら、からだにある「テンセグリティ構造」を確かめ、解剖学・発生学・ダンス・武道の知識とともに、ヒトのからだの構造にとって自然で理にかなったからだの扱い方を再発見していきます。

濱田陽平

1987年大阪生まれ、愛媛県松野町育ち。宇和島東高校出身。 陸上長距離・合唱を経て20歳から踊り始め、gagaメソッド、リリーステクニックに影響を受ける。 27歳の時に基礎の必要性を感じ、オーストリアのダンス学校に入学したが、2ヶ月後に膝を負傷。 基礎を学ぶためのカリキュラムの中で怪我をし、学校側に「基礎が不足しているから」と言われ、 踊りの基礎について自ら考え始める。
踊りとは何か、運動とは何かと思考するうちに身体の構造に興味を持ち始め、テンセグリティに出会う。 長く踊り続けるため、ヒトの身体構造にとって”organic”な(=自然で理にかなった)動き方について 日々研究中。横浜国立大学大学院 Y-GSC博士課程前期修了。(哲学修士号取得)
長野県下諏訪町在住。今春よりノルウェー・ベルゲンへ渡航予定。