日本演出者協会「若手演出家コンクール2020」募集

こんな御時世に演劇のコンクールを開催するのはいかがなものか、という迷いもありました。
しかし、全国の若手演出家の、ひとつの突破口になるかもしれぬと思い、とにかく決行することにしました。
昨年度の最終審査上演は、無観客で行いました。今年度もどうなるかはわかりません。
けれども、その中で最善のやり方を模索していきます。
審査に関しては従来通りの方法が前提ですが、参加者の劇場上演や稽古場上演が困難であることも十分予測されます。
そのため現在、オンラインやビデオ審査なども含めた、新らしい形態も考えているところです。
けれどもですね、勝手ながら別な言い方をすれば、若手よ、これをチャンスに変えていただきたいのです。
コロナ以前にはもう戻れません。
だからこそ、これからの新しい世界を描く演出家を、新しい表現のカタチを模索してくれる才能を、私たちは求めています。みなさんのご応募お待ちしています。
(若手演出家コンクール事業部長 西沢栄治)

応募資格は「自分を若手(新人)と思う演出者」で、最終審査期間の2021年3月2日~7日の参加が可能であること。最優秀賞受賞者1名には賞金50万円と記念公演(2022年3月予定)、優秀賞の4名には賞金10万円が贈られます。最終公開審査では、観客投票による観客賞もあります。
1次審査応募締切りは2020年6月30日(当日消印有効)となっております。
例年、映像による1次審査の後、2次の実演審査、最終審査は劇場での公開審査という流れでしたが、昨年度の最終審査は新型コロナウイルスの影響で無観客で行われました。
今回も2次審査以降の方法については、オンラインやビデオ審査なども含めた新しい形態も検討中で、状況を見極めながら7月頃を目途に発表の予定です。
詳しくは、以下URLをご参照ください。
http://jda.jp/contest01.html

みなさまのご応募お待ちしております。