【展覧会のお知らせ】
アーティスト・アクティビストの渡邉元貴さんによる展覧会を開催します。渡邉さんはこれまでに、身体・性・メディアをテーマに扱った展覧会の開催や、ろう者・セクシュアルマイノリティ・地方都市に関する映画の上映会、日常にひそむ差別や抑圧について考える勉強会の企画など、様々な活動を続けてきました。今回の展覧会は、PAAC平和通りアートセンターと愛媛県美術館の2カ所で同時開催されます。

———-
渡邉元貴「習い性となる 躓く」
会期 2023年11月1日(水)~11月6日(月)
時間 11:00~18:00(最終日は16:00まで)
入場料無料

会場
愛媛県美術館 新館2階 特別展示室2(愛媛県松山市堀之内)
PAAC平和通りアートセンター(愛媛県松山市平和通1-1-2 物語カフェかまどねこ2階)

アーティストステートメント
「習い性となる」という言葉は、「習慣が当人の性質になる」という意味ですが、この「性」を「セクシュアリティ」のことだと思っています。つまり、慣習が性を構築するのだということです。それでも身体は支配しきれずに、どこかで必ず「躓く」。なにもないところで躓くことはあれど、身体のないところで躓くことはありません。そんなままならない性と身体のための展示です。どうぞ足元にお気をつけてお越しくださいませ。

プロフィール
渡邉元貴
2001年、愛媛県生まれ。アーティスト。アクティビスト。現在、愛媛大学法文学部4回生。2023年2月に個展「性食考」(ポンコピピン2階ギャラリー)を開催。映像やインスタレーション、パフォーマンスなどを通して、ジェンダーや関係性における規範と逸脱のあわいに顕れるゆらぎを身体や語りを中心にとらえる制作を行っています。また、玉子豆腐が好物です。

問い合わせ
PAAC平和通りアートセンター 090-9296-3874